音楽と好きなものと

ドラムと歌と色々と

夜のバランス

 

今週はドラム演奏のちょっとしたお手伝いをした。

ピアノ演奏の後ろで叩いたんだけど、やっぱり真摯な演奏というのはいいものだ。あの夜はエレクトリックギターをぶっ放す音よりも、クラシカルなピアノは確実に大きな音で鳴っていた。

 

そんな独断で結論付けた夜、知り合い達と店に入った。僕にはガラになく少し落ち着いた店。けどその夜の面子には似合う店。しかし見せかけの紳士は、大概がお酒の飲み方を知らないから始末が悪い。その場に居たふたりが徐々に口論になっていった。

 

大まかに言うと、

「〜〜〜のことで偏見や差別はするな」と言う。

「〜〜〜のことでどう思うかは自由だ」と言う。

結局どちらの意見も独断で、それは人間の善にも悪にも転ぶ強力な自我。僕も当然すべてに公平な訳ではないし、公明正大ではない。さっきまでのように勝手に独断でいい気分になっちゃうし。

ただ、自分の意思で選択したものについては、何かに決めつけられる対象になる可能性は受け入れるべきだと思うけど、先天的なものや本人の意思に基づかないもの、生まれた国、地域、病気、事故、などについては、まったく別のものだと思う。

 

そんなこんなで紳士改め酔っ払いを引き剥がして店を出た。帰りの方向が一緒の女の子がいた。アルバイトの20歳の学生さんだそうだ。お酒は2度目とか。ちょっとした騒動だったけどやっぱり緊張したそうだ。無理もない。他愛もない話をしながらも、酒は楽しく飲むものと示すことが年長者の義務だと心得た。

 

これくらいの夜はちょうどいい。秋はより一層自由なんだと感じて、家で久しぶりにキーボードを繋いで弾いてみた。

 

調子外れの演奏だ。酒のせいだろう。