音楽と好きなものと

ドラムと歌と色々と

いつもの湯船

湯船にお湯を張って頭と身体をを沈めて顔だけ出す。近視なので天井がぼんやりとする。お湯に遮られてモーターの音か何かがとても遠くに行っていい感じ。それ以外は静か。深い静けさ。欲を言えば少しの間電気が暗くなったいいのに。でも目を閉じるとつまらない何事か考えてしまうから、開けたままのほうがいい。秒針の正確さから解き放たれる。いつからか、子供の頃もこんなことをいたから老人になっても身体が動いていればこうしてしまうんだろう。湯船に沈んで天井を見ている時はいつかの自分と繋がっていて、過去も未来も消えてしまう。ああやっぱり少しの間だけ電気が消えないかなあ。目を閉じるのは違うんだ。魚が目を閉じないように、魚が泳いでいる自覚もないように。でもここはお湯だから茹で上がる前には足をついて壁を見る。今日に戻ろうか。

都内では雪も降り

日曜日に史上はじめて無観客でG1レースが行われた。例年だとこのレースから春のG1シーズンに入っていく。競馬ファンなんてここから毎週G1だから、あっという間に夏になる。今年は毎週春が重いG1になるのか。

 

ファンも関係者もいつもとは違う空気を感じながら行われたレースだったろう。僕もやっぱりいつもと違う感覚だった。けれど競馬は興行とは言え主役は馬だ。当の主役たちは案外静かでいいななんて思いながら走っていたのかもしれない。平常運転なのは僕の馬券が完敗だったことくらい。

 

無観客、場外発売取りやめと言っても、ネットで馬券が買えて興行が成り立っているだけ競馬はまだマシかもしれない。多くのエンターテイメントは打つ手が無い。直接話も聞くし、報道で知ることも多い。僕は文化や芸術を定義出来る人間ではないが、エゴイスティックな活動が切り捨てられる社会がやむを得ずとも是となるならば、僕らはただ飯を食って死んでいくのみ。

 

結論、困っている場所には速やかに支援があればと願う。僕は音楽活動関連に関しては無条件に肩を持ってしまうが、僕が気が付かないような分野でも変わらない。巡り巡って税金なのはその通りなんだけど困った時に頼れなくて何が国家だろう。

 

生まれてから1番長い3月だ。

 

 

9年

我が身の可愛さを思い知ってから9年。個人的な回想を吐露するとこんなもの。お手伝い的なこともしたけど、強靭とは言えないこの身体では出来ることなど知れていた。

 

今日早稲田通りをゆっくりと移動していると生きている人間が歩いてる。

今日は少し安堵する。否、今日は少し苦しくなる。大変だった場所の近くに知人が居たんだよ。

お前は大丈夫か?と問われている気がするが、大丈夫だよと言う相手はいない。

どんな気分であっても速度が上がっていくのは諦めるしかない。

今日も明日もなんとかやりくりしてみるよ。

 

東京は20度を超えた。大嫌いな春が来たのか。嫌だなぁ。生ぬるいのは。

 

尊敬

ニュースが続く3月。コロナという単語を聞かない日がなくなってからどれくらい経つんだろう。自粛ムードと一言で言っても、かつての震災の時とは自粛の意味が明らかに違う本日現在。自分の周りはやっぱりミュージシャンが多くて、話をしたりSNSで気持ちを読んだりする。何も感じないのは嘘だし、感じ過ぎるからこそ感情論、精神論、または冷静で慎重な意見まで多様で、そこにはきっと正解はないし、完全に間違ってるものはない。根本にあるのは大切な音楽への気持ちと無念の思い。けど僕がとても尊敬したのは彼や彼女たちが誤解や白い目で見られるかもしれないリスクを恐れず、黙って波風立てないでいることも出来るのに(黙ってる人が立派で無いということではない)自分の言葉で語っていること。それはとてもすごいし、音楽への感謝と誇りを持っているんだろうと思う。こう書く僕は当事者意識が薄いのかもしれなく、自分のこの感情に申し訳なさを感じながらそう思った。ミュージシャンやライブハウスに僕は力になれるような権力も財力もないけど、ただただ肩を持ちたい。僕も頑張ります。

だって楽しいから

映画が好きです。

邦画も洋画も万遍なく観ます。その割には先日友人に教えてもらうまでスターウォーズが完結していたのを知りませんでした。映画好きとは言えないかもしれません。

 

万遍なく観る中で映画好きの人と話が盛り上がらないのが昔の任侠映画です。任侠映画はあまり観られていないようです。「反社」と言う言葉も一般化しそれに連なるイメージがあるため先入観なく映画を楽しむことが難しいのでしょうか。

 

表現の自由とか難しい話ではなく。

観て面白くなかったというのであれば趣味に合わなかっただけのことで仕方ないことですが、付随するイメージに主導権を取られて、楽しめないことが増えるのはもったいないこと。「反社」を美化も憧れもしていませんが、そういう映画が作られた時代で、今観ても面白いという話です。人が死ぬ?スターウォーズだって人死にます。

 

高倉健はカッコいいぞ。

 

ケバブ

何日か前に生まれてはじめてケバブを食べた。

 

沢木耕太郎深夜特急の中で、イスタンブールのフェリーでケバブサンドをかじりながらアジアからヨーロッパを眺めてるんだ。それを読んでなんとなくそんなきっかけがあったら食べてみようと思いながら、結局食べたことがないと気がついて、これを機会にと友達がおごってくれた。僕が眺めるのはいつもの高円寺なんだけど、こんなに美味いものだとは思わなかった!ちくしょう、とっとと食べておくんだったよ。

 

ビールもご馳走してもらってね、せっかくなので流行りモノだろうと思ってコロナにした。


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もう少し冬よ来い

ここに来てようやく寒くなってきたと思ったら相も変わらず暖かい日もあったりで、どうもピシッとした冬を感じられない日々であります。令和2年も気がつけば2月。おかげ様で歌詞を書いたり曲を付けたりとさせていただいたり、フラリと聴きに行ったりとありがたい日々でございます。己で歌っていないので、僭越ながらそろそろ声を出そうかなと思っているところです。

 

ところでこの秋から冬にかけては新宿から高円寺までやたら歩く機会を持ちました。

いろんはルートを歩いた結果気がついたのは大事なのは距離ではなくて道なんです。目的地が同じでも道によって、心持ちが違うんです。心持ち。これは身体の疲労よりも大事なこと。最短距離が最善というわけでもない。ということを知りました。

 

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